保育園、新年度への心構え

三月、別れの季節だということを感じ取り、保育園で朝から泣くようになった息子であったが、しっかりと説明をしたことがよかったのか、少し落ちついてきた。

「もう少しあたたかくなったら、春になるの」
「はる? たんぽぽ?」
「そうそう、春になったら、ととくんは、もも組さんになります」
「ももさん、なる?」
「そうだよ。おっきいお兄ちゃんの、もも組さんになったら、先生も、新しい先生になるんだよ」
「のんたんせんせいかなあ?」
「ノンタン先生かなあ? ととくんは、ノンタン先生がいいの?」
「ととくん、のんたんせんせいがいい!」
「新しい先生、ノンタン先生かなあ。どんな先生か、楽しみやねえ」

家で、息子がリラックスしているときに、抱っこをしながら、そんなふうに説明をした。
それから、朝、新しい保育園の保育士さんが引き継ぎで来られていたので、お名前を聞いてみた。

「新しい先生は、ミホコ先生っていうんだって。ノンタン先生じゃなかったね」
「ととくんも、ミホコせんせ~って呼んでみたら?」

まだ息子は少しおびえて、名前を呼びかけるどころか、腰が引けている様子ではあったが、まずは親である私が新しい先生と親しくなることで、徐々に警戒感も薄れていくといいなあと思う。