飼い主はマナーを守って

道に落ちている黒いブツに、興味津々の息子である。

「みて! ほら、あった! おおきい」
「ほんとだ。大きいねえ」
「なんで、あるの?」
「わんわんがうんこしたのを、飼い主さんがおいていっちゃったんだろうね」
「ちゃんと、もってかえって、おといれに、ながしたらいいのに」
「そうやねえ」
「めっちゃ、めーっちゃ、わるい、いぬぬしやね」

いぬぬし!?
うん、まあ、犬の主だから、間違いではないか。